2010年4月・院内集会

はじめに


 この20年で携帯電話基地局や無線LANなど無線通信が急速に普及しました。一方で、健康問題の発生、または発生への不安から、国内外で撤去を求める訴訟が起き、フランスでは撤去を命じる判決が下されました。また、微量の電磁波で体調を崩す電磁波過敏症という病気も世界的に急増しています。
 那覇市の医師である新城哲治さんと、妻の新城明美さんは、自宅マンションの屋上に携帯電話基地局が建てられた後にマンション住民に健康問題が起こり、基地局撤去後に健康問題が大幅に改善したことを確認しました。新城哲治さん、明美さん、お子さんたちにも、健康問題が起きました。特に明美さんの症状は深刻なものでした。
 新城さんたちマンション住民の健康問題は、携帯電話基地局による電磁波の影響であると証明されているわけではありません。しかし、海外を含めて他の基地局でも周辺住民が健康問題を訴えている例があります。詳しい実態調査が必要であり、また、携帯電話基地局設置のあり方、ひいては携帯電話を含めた電波利用のあり方について、市民も加わっての根本的な検討が必要であると考えます。
 現実に起きていることを私たち市民が知り、また、国会議員の方々にも知っていただきたいと考え、私たちは2010年4月9日に、衆議院第2議員会館において院内集会を開催し、新城哲治さん、新城明美さんに、ご報告いただきました。
 また、自身が化学物質過敏症及び電磁波過敏症であり、「VOC-電磁波対策研究会」を立ち上げて国内外の情報収集を行っている加藤やすこさんに、海外における電磁波過敏症の取り組み、及び、同会によるアンケート結果に基づく国内の発症者の実態について、ご報告いただきました。
 院内集会は、平日の昼間にもかかわらず、約110名ものご参加をいただき、貴重なご講演に対して、活発な質疑応答が行われました。
 なお、
  大河原雅子参議院議員
  後藤英友衆議院議員
  外山イツキ参議院議員
 及び、
  阿部知子衆議院議員秘書
  池田元久衆議院議員秘書
  石毛鍈子衆議院議員秘書
  泉ケンタ衆議院議員秘書
  市田忠義参議院議員秘書
  紙智子参議院議員秘書
  島尻安伊子参議院議員秘書
  辻恵衆議院議員秘書
  辻元清美衆議院議員秘書
  照屋寛徳衆議院議員秘書
  福嶋健一郎衆議院議員秘書
 の皆様もご参加くださいました。
 この内容を広く市民、関係者によって共有するため、講師等の皆様からのご厚意によりまして、本報告書をまとめさせていただきました。
 なお、本報告書をまとめるにあたり、講師等の皆様などによる推敲を行っているため、当日の模様と一部異なる箇所があることにつき、ご了承ください。

2010年10月
電磁波から健康を守る百万人署名連絡会議 世話人一同
加藤 やすこ(本企画担当)




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