電磁界情報センターに係る公開質問状

財団法人電気安全環境研究所に設立された「電磁界情報センター」に対し、公開質問状を提出し、それへの回答が届きました。見やすいよう、表にして掲載いたします。

 第1回質問状
(09/1/27)
 第1回回答
(09/2/17)
 第2回質問状
(09/3/18)
第2回回答(09/6/23) 
1.電磁界情報センターのウェブサイト(http://www.jeic-emf.jp/aboutus/index.html)[本状提出時の内容・PDF]には、「私たち、電磁界情報センターは、電磁界ばく露による健康影響に関する正確な知識が国民に正しく伝わっていないことから生じる問題の解消に資するためのリスクコミュニケーションの増進を目的とした中立的な常設機関です。」と示されています。「電磁界ばく露による健康影響に関する正確な知識が国民に正しく伝わっていないことから生じる問題」とは、どのような問題でしょうか? 具体的にお示しください。  1.「原子力安全・保安部会 電力安全小委員会 電力設備電磁界対策ワーキンググループ報告書」でもいくつかの問題が指摘されていますが、電磁界情報センターでは、特に、電磁界の健康影響などに関心のある人の個別ニーズに応じたきめ細かな情報提供ができているのかどうかという問題意識を持っています。  1.私たちは第1回質問状で、以下[左]の通り質問しました。[略]これに対し、第1回回答では「特に、電磁界の健康影響などに関心のある人の個別ニーズに応じたきめ細かな情報提供ができているのかどうかという問題意識を持っています。」とのご回答でした。
 しかし、私たちは、貴センターが言うところの「電磁界ばく露による健康影響に関する正確な知識が国民に正しく伝わっていないことから生じる問題」とは具体的にどのような問題なのかを質問したのであり、第1回回答でご回答いただいた“貴センターの「問題意識」”を質問したのではありません。
 そこで、質問にお答えいただきますよう、再度求めます。 
1~5,8.平成21年2月17日付『「電磁界情報センターに係る公開質問状」へのご回答』で回答いたしましたとおりです。 
2.電磁界情報センターのウェブサイト(http://www.jeic-emf.jp/aboutus/foundation.html)[本状提出時の内容・PDF]に「センター設立の経緯」が記されており、これを拝読いたしましたが、同センターが「財団法人電気安全環境研究所」に設置されることになった経緯および理由に関する記載がありません。どなたによるどのような検討または手続きなどを経て、財団法人電気安全環境研究所に設置されることになったのかについて、お示しください。また、財団法人電気安全環境研究所への設置以外の案も検討されたのかどうか、お示しください。 2.「原子力安全・保安部会 電力安全小委員会 電力設備電磁界対策ワーキンググループ報告書」において、電磁界情報センターの設立に係る提言がなされました。この提言を受け、経済産業省 原子力安全・保安院が、ワーキンググループの委員に電磁界情報センターのあり方などについて確認をしたところ、財団法人電気安全環境研究所が1つの候補機関として挙げられたと聞いております。それを踏まえ、財団法人電気安全環境研究所内で検討の結果、同法人に設置することとなりました。
 なお、財団法人電気安全環境研究所以外の設置案について検討がなされたかについては承知しておりません。 
2.第1回質問状で、貴センターが財団法人電気安全環境研究所に設置された経緯について質問したところ、第1回回答では「経済産業省原子力安全・保安院が、ワーキンググループの委員に電磁界情報センターのあり方について確認したところ、財団法人電気安全環境研究所が1つの候補機関として挙げられたと聞いております。」とのご回答でした。そこで質問いたしますが、同研究所を「1つの候補機関として挙げ」た「ワーキンググループの委員」は、どなたでしょうか?
 また、第1回回答では、「財団法人電気安全環境研究所内で検討の結果、同法人に設置することになりました。」とのことですが、このときの検討内容について議事録または記録のメモ等がございましたら、お示しくださいますよう、お願いいたします。
 
3.電磁界情報センターのウェブサイト(http://www.jeic-emf.jp/aboutus/organization.html)には、センター長をはじめセンターの管理職について紹介されています。センター長をはじめセンターの管理職の人選は、どなたによるどのような検討または手続きなどを経て決まったのかを、お示しください。 3.上記検討の過程で、大久保千代次電磁界情報センター所長(当時明治薬科大学大学院教授)の電磁界問題への専門的かかわる(電力設備電磁界対策ワーキンググループ委員、世界保健機関(WHO)国際電磁界プロジェクト国際諮問委員会日本政府代表委員及び同プロジェクトスタッフなど)が評価されたと聞いています。
 なお、他のスタッフについては、センター所長の意見を踏まえ、財団法人電気安全研究所が選任いたしました。 
3.第1回質問状で、センター長をはじめセンターの管理職の人選は、どなたによるどのような検討または手続きなどを経て決まったのかについて質問したところ、第1回回答では、センター所長について「どなたによるどのような検討または手続などを経」たのかについてのご回答はなく、「大久保千代次電磁界情報センター所長(略)の電磁波問題の専門的かかわり(略)が評価されたと聞いています」とのご回答でした。そこで質問いたします。この大久保千代次氏の「専門的かかわり」を「評価」をしたのは、どなたであり、どのような検討または手続などを経て大久保氏が選ばれたのでしょうか?
 また、「他のスタッフについては、センター所長の意見を踏まえ、財団法人電気安全環境研究所が選任しました」とのご回答でしたが、「センター所長の意見」とは、具体的にどのような内容の意見でしたか? また、実際に選ばれた他のスタッフは「センター所長の意見」と異なった方も含まれていましたか、それとも全員が「センター所長の意見」に沿った方々でしたか? さらに、選任をおこなったときの議事録または記録のメモ等があれば、お示しください。 
4.電磁界情報センターのウェブサイト(http://www.jeic-emf.jp/aboutus/philosophy.html)には、「センターの運営の中立性・透明性は、独立した組織である運営委員会の監査によって確保する。」と示されています。「電磁界情報センター運営委員会規程」によれば、運営委員会の委員は、財団法人電気安全環境研究所の理事長が委嘱すること、とされていますが、具体的な人選は、どなたによるどのような検討または手続きなどを経て決まったのかを、お示しください。 4.「電磁界情報センター運営委員会規程」第2条第3項の規定に従い、センター所長の意見を尊重した上で、財団法人電気安全環境研究所理事長が委嘱いたしました。  4.第1回質問状で、運営委員会の委員は、どなたによるどのような検討または手続きなどを経て決まったのかを、質問したところ、第1回回答では「センター所長の意見を尊重した上で、財団法人電気安全環境研究所理事長が委嘱いたしました。」とのご回答でしたが、「センター所長の意見」とは、具体的にどのような内容の意見でしたか? また、実際に選ばれた運営委員は「センター所長の意見」と異なった方も含まれていましたか、それとも全員が「センター所長の意見」に沿った方々でしたか? 
5.電磁界情報センターの中立性・透明性を確保するための運営委員会の委員全員について、委員に選ばれた理由をお示しください。特に「センターの運営の中立性・透明性」の確保という意味で、その委員が適任であると判断された理由も含めてお示し下さい。 5.「電磁界情報センター運営委員会規程」第2条第2項の規定に従い、公的研究機関、消費者を代表する団体、マスコミ関係者など全体のバランスを考えて委員が人選されております。  5.第1回質問状で「運営委員会の委員全員について、委員に選ばれた理由をお示しください」と質問したところ、第1回回答は「全体のバランスを考えて委員が人選されております」との回答でした。
 しかし私たちは、委員全員についてそれぞれ選ばれた理由を質問したのであり、第1回回答でご回答いただいた“人選における貴センターの方針”を質問したのではありません。
 そこで、質問にお答えいただきますよう、再度求めます。
 また、選任をおこなったときの議事録または記録のメモ等があれば、お示しください。
6.電磁界情報センターの中立性・透明性を確保するための運営委員会について、電磁界情報センターのウェブサイトで公表されている第1回運営委員会議事録(http://www.jeic-emf.jp/pdf/aboutus/giji20081020.pdf)は、“議事録”と表記されているものの、その実際の内容は委員の「主な発言」などを掲載した“議事概要”であり、また、発言者の氏名の明示もされていません。センターの運営の中立性・透明性を確保するためには、運営委員会自体の中立性・透明性が確保されている必要があると考えます。したがいまして、「主な発言」等を掲載した“議事概要”ではなく、議事を忠実に記録した“議事録”を、発言者の氏名も明示して公開すべきと考えます。この点について、センターの見解をお示しください。  6.「電磁界情報センター運営委員会規程」第9条の規定に従い、議事の概要を記録した議事録を公開していますが、議事をほぼ忠実に記録した議事録となっております。
 なお、運営委員会における委員の自由な発言を妨げないため、発言者の氏名を公開するつもりはありません。 
6.第1回質問状で、運営委員会について、議事を忠実に記録した“議事録”を、発言者の氏名も明示して公開すべきではないかと質問したところ、第1回回答は「運営委員会における委員の自由な発言を妨げないため、発言者の氏名を公開するつもりはありません」との回答でした。そこで質問いたします。 貴センターは各運営委員に対して、氏名の公開の是非についての意向を確認していますか? また、確認をしている場合「自由な発言を妨げられる恐れがあるから、氏名を公開しないでほしい」という要請が運営委員からあったのですか?  6,7.電磁界情報センター運営委員会を公開しないこと、および公開する議事録には発言者名を記載しないこと、という電磁界情報センターの考え方について、平成21年3月27日に開催した第2回電磁界情報センター運営委員会に諮問いたしました。運営委員会での議論の内容および意見については、電磁界情報センターホームページで公開している運営委員会議事録をご参照下さい。 
7.上記2と同じ理由(センター運営の中立性・透明性を確保するため)から、運営委員会の傍聴を希望者に対して認めるべきと考えますが、センターの見解をお示しください。 7.上記のとおり、議事録を公開しておりますので、運営委員会を公開することは考えていません。  7.第1回質問状で、運営委員会の傍聴を希望者に対して認めるべきではないかと質問したところ、第1回回答は「議事録を公開しておりますので、運営委員会を公開することは考えていません」との回答でした。そこで質問いたします。貴センターは各運営委員に対して、議事の公開の是非についての意向を確認していますか? また、確認をしている場合「公開しないでほしい」という要請が運営委員からあったのですか?
8.「運営の中立性」を確保するためには、センターの活動資金の提供元に係る情報について、その「透明性」等の確保も必要と思われます。そこで、センターの収支予算、および、収入のうち現時点での賛助会費の提供元別内訳(「電力会社:合計○○円、個人:合計○○円」等、プライバシーを侵害しない範囲で)について、それぞれお示しください。  8.収支予算書及び収支決算書は、財団法人電気安全環境研究所のホームページ上で公開されております。なお、賛助会費の個別内訳につきましては、回答を差し控えさせていただきます。 8.第1回質問状で、「センターの収支予算、および、収入のうち現時点での賛助会費の提供元別内訳(「電力会社:合計○○円、個人:合計○○円」等、プライバシーを侵害しない範囲で)について、それぞれお示しください。」と質問したところ、第1回回答では「賛助会費の個別内訳につきましては、回答を差し控えさせていただきます。」との回答でした。
 しかし私たちは、「電力会社:合計○○円、個人:合計○○円」等、プライバシーを侵害しない範囲で」と第1回質問状にわざわざ書いた通り、提供元の属性別の合計金額を示してほしいという趣旨で質問をしたのであり、「個別内訳」について質問したのではありません。
 そこで、質問にお答えいただきますよう、再度求めます。 
1~5,8.平成21年2月17日付『「電磁界情報センターに係る公開質問状」へのご回答』で回答いたしましたとおりです。 



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