2002/3/9

ノルウェー紙 『Dagbladet』
WHO事務局長と携帯電話問題

情報源 Translation of Cover story in Norwegian newspaper "Dagbladet" of March 9, 2002
翻訳 網代太郎(新東京タワー(東京スカイツリー)を考える会
※翻訳でおかしなところなどございましたらご指摘いただければ幸いです。

グロ・ハルレム・ブルントラントにインタビュー

WHO事務局長と携帯電話問題

ノルウェー前首相でWHO事務局長のグロ・ハルレム・ブルントラントは携帯電話を使うたびに頭痛がしている
ノルウェー紙『Dagblade』2002年3月9日付カバーストーリーの翻訳

携帯電話の電磁波がグロ・ハルレム・ブルントラントに頭痛を引き起こす

 WHO事務局長グロ・ハルレム・ブルントラント(62)は、携帯電話で通話すると頭痛がします。それだけではありません。彼女の近くにいる人々は、彼女の苦痛を防ぐために、携帯電話をオフにしなければなりません。

By Aud Dalsegg
2002/3/9


  「音ではなく、波に反応するのです。私の過敏症は、私から4メートルよりも近くにある携帯電話にさえ反応してしまうほどになってしまいました」とグロは説明します。私たちがオスロの「ノルウェー衛生管理局」にある彼女の事務所に彼女と座っていると、彼女は電源が入った携帯電話が部屋にあるかどうか尋ねました。彼女は軽い頭痛を覚えたことに気づいたのです。カメラマンのジャケットのポケットの中に、電源を入れサイレントモードにしていた携帯電話がありました。
 前国務大臣(首相)は、彼女自身の携帯電話を持っていませんでした。しかし、彼女の親しい同僚は持っていて、以前、彼女はそれらの電話でしばしば電話を受けました。彼女は、携帯電話使用について慎重である理由があると言います。
 「初めに私は耳の周りに局所的な温かさを感じました。しかし苦痛はさらに悪化して、私が携帯電話を使うたびの強い不快感と頭痛に変わりました」とグロは言います。彼女は、通話を短くすれば苦痛から逃れられると考えましたが、それでは治りませんでした。しかも、彼女自身が携帯電話の使用をやめても、治りませんでした。今日、携帯電話は誰もが使う道具であり、彼女の職場であるジュネーブの世界保健機構(WHO)も同様です。
 「しばらくして私は電磁波に過敏になったと感じました。そして、ヒステリーのためであると思われないように-そうだと信じる人がいるだろうと、まさに私にも想像できました-私は、いくつかのテストをしました。私の事務所の中で、人々にポケットやバッグの中に携帯を隠し持ってもらいました。それがオンなのかオフなのかを知らされずに、私は自分の反応をテストしました。私は常にオンの時に反応し、オフでは決して反応しませんでした。ですから、疑いはありません」

パソコンはどうですか?
-「スクリーンの表示を読むためにラップトップパソコンを持つと、腕に感電したように感じます…」。
携帯電話からの電磁波による彼女の頭痛は、被曝がやむと30分から1時間で軽くなります。

コードレス(電話)に耐えられない
 コードレス電話は家庭にますます普及していますが、携帯電話よりも強く電波を出すと言われています(デジタルコードレス電話には低出力モードがないため)。グロはそのようなもの(電話)にも耐えられません。「私がそのような電話に触れば、即座に反応します」

あなたは携帯電話を使わないよう忠告しますか?
-「私たちは、明瞭な警告を出すための科学的な証拠を持っていません。電磁波がたとえばがんをもたらすことは確定されていません。WHOは大規模な研究を継続中で、今後2~3年で、これらすべての質問に対するより良い答えが出ます。しかし、警告している科学者を私は理解します。用心をして(携帯)電話を必要以上に使わない根拠を私たちは持っていると私は思います。そしてあなたのような若者には、これを真剣に受け止める多くの理由があります。予防原則に従うべきだと私は思います」とグロ・ハルレム・ブルントラントが言います。
 以前、科学者と医者は電気に対する過敏症を無視しました。「電気過敏症のためのノルウェー協会」は強い抵抗を感じて廃業しました(その後、再開しました)。
 「しかし、より真剣にこれを受け止められなければならないと私は確信しています携帯電話やパソコンのような機器からの電気や電磁波に過敏になる人たちがいます。この過敏症ががんや他の病気のような健康被害につながるのかどうか、私たちにはまだわかりません。しかし、私たちは予防原則に従う必要があります。特に子どもたちに関して」




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